不眠症

翌日が仕事だと休みの日は眠れない。

もう慣れていて眠れないことはわかっているのに眠れるかもしれないと毎回布団に潜り込む。結局眠れずに3時になる。

もう金曜日か!と気が付いておもむろにTVを点けてAmazonプライムをみる。

仮面ライダーアマゾンズの配信日なのだ。

あぁ面白かった。アマゾンズは毎回引きがうまく次回がとても楽しみになるのだ。

これのおかげで生きる気力が保てる。

気が付けば3時半をすぎている。辺りが少し明るい。

毎回明るくなるのに恐怖を感じる。

明るくなると眠りにくい

もしかしたら頑張れば少しは眠れるかも

あぁ畜生小窓から俺の顔目掛けて光を浴びせやがる。どんどん明るくなるな

ここはひとつせんずりこいて強制的に眠らせるかとおもい行動だ。

素早くパンツを脱いでパソコンを立ち上げる。ここにも不安がひとつ、床につく前に寝るために射精したのだ。2回戦だから中々出ないかも知れない。焦燥感が俺をチリチリと炙ってくる。冷や汗だらだらよ。

フォルダからとっておきのを用意してさぁ始めるよ。

あっという間に射精した。

だが眠気は来ない。疲れるだけだ

何をやっているんだ俺はどんどん明るくなってカラスがカーカー鳴いて新聞配達のバイクの音が聞こえるじゃないか

四時過ぎだ。頑張って寝よう

目を瞑ると心臓が怯えてるように小刻みにトクトクトク早く動いてる。学生時代の時はゆっくりと、どっしりとした主張の強い鼓動はどこへ行ったのだ。

こうしてる内に太陽はどんどん昇っていく

比例してどんどん不安になる。

あぁまた眠れなかったのだ。

最後の悪足掻きで布団を被る。暑い

クーラーつけよう

あ、眠れるかもと思ったら目覚ましが鳴った

5時半だ。

さぁ用意して職場に出掛けないと行けない

眠くなってきた

あーあ、糞がよぅ。なんでこんな時間になってだよ

とりあえず洗濯したシャツと靴下をとるかと窓を開ける。

少し涼しくて気持ちがいい。

まだ時間はあるしボーッとするか

どうやら少しばかり気を失ってたようだ。眠った感触はない。

目覚まし時計を見たら6時25分

寝てないのに遅刻かよと腹が立った。

急いで着替えて歯を磨き、忘れ物チェックをしてゴミを出す。

人間が沢山詰まった遅れた列車に乗って職場へゴー!

嫌だねぇ

下車駅に到着したよあと5分以内に職場へ向かえ

さぁさぁ走れ。風のように駆け巡るんだ!

少ない体力ではぁはぁ言いながら走った走った。

泣きたくなるよ

時間丁度で職場へ到着

あぁ眠い中仕事が始まる。